更新日:2015年2月24日 / 未分類
医師不足の問題は誰もが聞いたことはあると思いますが、
今回は、医師は医師でも「矯正医官」不足の問題に注目したいと思います。
「矯正医官」とは、刑務所や拘置所、少年院等の矯正施設に常勤して
診察する医師のことです。
どのくらい不足しているかというと、どこの施設も定員が
8割未満で約30ヶ所の施設に矯正医官がいないくらいに不足しています。
問題点は、施設内で受刑者等が治療を受けることが出来ないと、
治療のために施設外の医療機関に移送される可能性が高くなるという点です。
それを防ぐために
1、民間の勤務医より低かった給与を上げる
2、他病院との兼業の規制緩和
の対策をとるそうです。
早ければ、今年の夏から法整備が整い、実現していく予定です。