更新日:2024年11月18日 / 山田
退職金の課税方法を見直す議論が再開されたようです。
現状、一般的に退職金をもらった場合は、勤続年数に応じて控除額を定められています。
20年までは1年ごとに40万円、21年からは1年ごとに70万円の控除額があり、もらった退職金から差し引かれ税金の計算をします。
※実際には控除額を引いた後の1/2の金額に税率を掛けて計算するのが一般的な計算方法です。
見直しの議論にあがっているのが、この控除額について。
現在は転職することも一般的で、21年以上の控除額が優遇されていることを実態に合わせようということのようです。
退職金は給与でもらうよりも税額計算が優遇されているので、退職金の為の積み立てを多くしている場合もあると思いますが、今後どのような改正となるか注意が必要かもしれません。
2025年の税制改正に出てくるかもしれないようです。