更新日:2022年12月12日 / 山田
来年度の税制改正について、自民党で議論が始まっています。
昨年も話題になっていた相続税・贈与税の改正については、相続開始前(死亡する前)の贈与の期間を変更することが検討されているようです。
現在は死亡前3年以内に行われた贈与は、相続財産に含めて相続税の計算をすることとなっています。
この3年を7年まで遡ることになりそうだ、ということです。
そうすることで早期に財産を若い世代に移す狙いという建前はありますが、要は相続税が少なくならないように贈与が無かったものとみなして計算する期間が増えることになります。
いずれにせよ、相続税が多額になりそうだと心配な方は、早めに贈与などの対策を検討するしかなさそうです。
来年度の税制改正大綱は12月15日頃、公表される予定です。