更新日:2022年4月26日 / 木村
木村です。
令和4年4月に施行された令和4年度診療報酬改定において
歯科用貴金属の基準材料価格については
「素材価格の変動状況を踏まえ、変動幅に関わらず、素材価格に応じて年4回改定を行う」
などの見直しが行われたばかりでした。
今回の改定により
これまで平均素材価格が一定以上変動した場合にのみ実施されていた価格改定が
4月、7月、10月、1月の年4回行われるように、制度が変わっています。
次の改定は7月となる予定でした。
が、しかし、、、、
現在のウクライナ情勢により
パラジウムを主として、金属の素材価格が急騰したことから
「次の随時改定を待たずに特例的に緊急改定を行うこととしてはどうか」との提案が
4月13日に開催された厚生労働省の中央社会保険医療協議会 総会で示されました。
この案は了承され、異例の特例措置として、5月に緊急改定が行われる予定です。
参考資料