更新日:2014年9月8日 / 事務所便り
大城です。
2015年度の税制改正での大きな目玉と言える、
「法人税減税」。
現行、実効税率35%程度を、
実効税率20%程度まで引き下げるとうたっています。
しかしながら、まだ具体的案が煮詰まっておらず、
いつからそうなるのかも不透明です。
8/28での政府の検討案として出てきたのは、
「利益を増やした企業は、トータル減税、赤字を放置した企業はトータル増税」
となる制度の実現を計ったようです。
すなわち、
法人税は減税になるも、他の税(外形標準課税)による税負担は増え、
単純なトータル納税負担の軽減とは言えないようです。
〈稼ぐ力〉の弱い企業は厳しくなり、
「企業の〈稼ぐ力の強化〉を後押しする税制改正」
になるようです。