今年10月、消費税が10％に増税する予定です。

8％に上がった時にも改正がありましたが、住宅ローン控除も改正されます。

今回は控除額が増えるわけではありませんが、控除できる期間が10年から13年に延長されました。

2019年10月～2020年12月末までに、住宅ローンを利用して自宅に住み始めた人が対象になります。

控除できる上限は、住宅ローンの年末残高の1％。

11年目からは、住宅ローンの年末残高の1％と、住宅取得価額（税抜き）×2％÷3のどちらか少ない金額となります。

消費税2％増額分を、11年目～13年目で分割して控除する、ということのようです。

住宅ローンについては10年以上の返済期間が必要など、諸々の要件が満たされていないと控除の対象になりませんので、あらかじめ確認が必要です。