地震後の変化

更新日:2018年9月12日 / 鹿角

北海道胆振東部地震の被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。

また、被害の復旧にご尽力された方々、現在もされている方々に心から感謝いたします。

 

地震から約1週間、札幌では一部の地域を除いて今までの生活が戻りつつあります。

 

とはいえ、まだまだ全てが平常通りとはいきません。

 

スーパー、コンビニ、ドラッグストアでは特に乾電池とガスボンベの棚ががら空きです。

どうしても、今必要ではなくとも一つは手元に置いておきたいという心理が働いているのだと思います。

食品も日配品と言われるものを中心に品薄の状態が続いています。

大人はある程度我慢が出来ますが、お子さんのいるご家庭は大変だと思います。

 

また、街中の観光客の数も激減している気がします。

特に海外からの観光客をあまり見かけなくなりました。

日本は地震の多い国と言われていますが、逆を返せばほとんど地震のおきない国の方々からすると、今の時期北海道に来ることは、いくら安全ですよと言われても非常に抵抗があるのかもしれません。

観光産業に力を入れている地域としては、経済面での打撃は避けられそうにありません。

 

酪農業も電力不足や流通の面から被害が免れないという話もききます。

 

今回の地震は、直接的な被害がなくてもじわりじわりと生活が脅かされている気がします。

 

地震直後、気象庁から「今後1週間程度、大きな揺れに注意してください」と発表がありました。

その1週間がおおむね過ぎ、安心していいのか、それともまだまだ何かがあるかもしれないと思って過ごしたほうがいいのか、悩みは尽きません。