更新日:2018年5月25日 / 山田
ITツールを導入する場合に補助金を受けて、その分安く導入ができる仕組みです。
ただ、どのような物でもいいわけではありません。
この補助金の申請などをサポートしてくれる「IT導入支援事業者」が提供しているITツールに限られます。
そうなると欲しい物が無いのではないかと心配になりますが、かなり多くの事業者が登録していますので、目的の用途だけで考えればほとんどのツールは対象になりそうです。
このメーカーのこのソフトが欲しい!という場合は、無いことも考えられますが、一度確認してみてください。
https://www.it-hojo.jp/applicant/navi.html
業種と機能を選んで検索すると、たくさんの対象ツールが出てきます。
この中で欲しいものがあれば、そのメーカー(IT導入支援事業者)に問い合わせます。
支援事業者が補助金を使ったITツール導入の計画を申請してくれますので、事務局のOKが出れば実際に購入、導入するという流れです。
事務局のOKが出る前に購入したものは補助金の対象となりませんので、ご注意ください。
補助金の交付を受けるまで導入支援事業者がサポートしてくれるようなので、手間はそれほどかからないと思われます。
ただ、この補助金を受けると5年間はその後の実績報告が必要になります。
売上、粗利、従業員数、年間平均勤務時間などを入力し、ITツール導入前後で生産性が向上しているかどうか、補助金申請時の計画に対しどうなのかを報告することになります。
計画値よりも効果が出ていない場合は、その要因も記載します。
5年間続きますので、それまで導入支援事業者がサポートしてくれるのかは不明ですね。
導入を検討する場合は、その辺りも事前に確認しておいた方がよろしいかと思います。